藻で失明が治る!? 藻の光感受性タンパク質を移植する臨床試験、年内実施予定
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視力を失ってしまった人に、朗報がはいってきた。
それは、、どこにでも存在している藻によって、人間の視力が回復するというのだ。
実験をおこなっているのは、アメリカ・ミシガン州のバイオテクノロジー会社Retrosense社。同社によると、池などの身近な水辺に存在している藻類「クラミドモナス」の光感受性タンパク質を、失明患者の網膜に移植することによって、視力が回復するという。
「クラミドモナス」は光合成をおこなうために、光の指す方向に反応を示す。その反応のために持っている光感受性タンパク質が、失明治療の治療薬に役立つというのである。
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すでに、マウスやラット、ヒト以外の霊長類でテストが済んでおり、アメリカ食品医薬品局(FDA)の承認も先月おりているという。
現在、同社はヒトでの臨床試験をおこなうために15名の失明患者を募集しており、年内にも実施予定だという。
もし、ヒトでの臨床試験に成功すれば、失明患者の治療に大きな進展が起きることになるだろう。
via:WIRED(英語)
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