捌いたニシキヘビ、頭が無いのに動く! ヘビが保護種だったため調理人指名手配
2017/05/07
先日、中国のソーシャルメディアに投稿された動画が話題となり、警察が出動する事態にまで発展しているという。
その動画は中国の福建省で撮影されたものと考えられており、10月9日に投稿された。動画に映るのは、頭を切り落とされた12フィート(約3.6メートル)のニシキヘビ。このニシキヘビは撮影者が食べるために頭を切り落としたようで、ボールのような鍋に入れられて下処理をされている。
しかし、そのヘビは頭が既にないにも関わらず、体をくねらせて鍋から脱出しようとするのだ。しかし、近くにいた男によって、ヘビは鍋に戻され、さらに下処理のため熱湯を注がれる。
こちらがその動画。
動画:dailymailより『Decapitated snake just won’t STOP moving while hot water!』
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この動画。投稿者は捌かれて頭がないにも関わらず、動き回るヘビの生命力を伝えたくてネット上にアップしたようだが、動画は違った展開で話題になってしまう。
この調理されていたニシキヘビ。ビルマニシキヘビで、中国では国家一級保護動物として保護されているヘビだったのである。
ちょっとハードな料理動画を投稿したはずが、保護動物を虐殺する動画として問題なり、中国当局が捜査を開始する事態に発展したのである。
10月13日、中国当局(中国国家林業局)は、容疑者は地元の50代男性で、既に特定していることを発表。しかし問題の男は、現在逃亡中で逮捕には至らなかったという。
このニュースを報じた人民日報によると、男の親族は、現在男に自首するように説得中だという。
via:人民日報オンライン(中国語)、dailymail(英語)