ディズニーとスイス連邦工科大学がロボットを開発　壁を走行するVertiGo

あのディズニーが、ロボットを開発したという。

しかも、そのロボットは壁を走ることが可能だというのだ。

ディズニーがスイス連邦工科大学が開発！「VertiGo」

それは、ディズニーとスイス連邦工科大学チューリッヒ校によるプロジェクトで開発されたウォールクライミングロボットの「VertiGo」。

都市部や屋内環境でのロボットの汎用性を高める目的で研究開発されたもので、なんと壁を走ることができるというのだ。

こちらが「VertiGo」の映像

動画：youtubeより『VertiGo – A Wall-Climbing Robot Including Ground-Wall Transition』

※スマホからツイッター等のSNSで、当サイトにアクセスされている場合、動画再生が重い場合があるようです。その際は、他のブラウザよりアクセスしていただくと改善されます

「VertiGo」は車のラジコンとドローンを合わせたような外観をしている。通常走行時は4つの車輪によって走るのだが、くぼみのある場所を走る際などは、車体の上部につけられた可動式の二つのプロペラを回して、重力に反発する推進力を生みだしてくぼみに落ちることなく進むことができるのだ。

また、壁を走ることも可能だ。壁に対して水平の姿勢になると、プロペラを逆回転させて壁に吸い付く。そしてそのままの状態で走り回ることができるようになっている。

この「VertiGo」は遠隔操作によって動作するようになっており、チームは炭素繊維と3Dプリントによって車体を構築させたという。

 

via：Disney Research(英語)

 

 - サイエンス VertiGo, ディズニー, ロボット, 連邦工科大学