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下アゴを持たずに生まれた少女 ヒザの骨を移植し、食事ができるように!

   

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生まれつき下アゴの骨を持たずに生まれてきた少女が、ヒザの骨をアゴに移植するという前代未聞の新手法によって食事を楽しむことができるようになった。

その少女はアビー・ロジャース(Abby Rodgers)16歳。

アビーは生まれつき下アゴとヒザから下の両足、両手の先を持たずに生まれてきた。肢体の障害に関しては、彼女の努力と周囲のサポート、義足などで、ある程度カバーできた。しかし、下アゴがないため、食事や会話などでどうにもならない不自由を抱えていたのだ。

下アゴを持たずに生まれた少女 ヒザの骨を移植し、食事ができるように!

幼いころのアビー

下アゴを持たずに生まれた少女 ヒザの骨を移植し、食事ができるように!

現在16歳のアビー。下アゴの他に両手と

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足を持たずに生まれた

そこに手を差し伸べたのが、アメリカ・テキサス州・オースティンの小児外科医のレイモンド・ハーシュバーガー(Raymond Harshbarger)医師。

レイモンド医師の提案するその手術は驚くべきものだった。それはアビーの大腿骨のヒザ部分の骨を下アゴに移植してしまうというもの。

下アゴを持たずに生まれた少女 ヒザの骨を移植し、食事ができるように!

こちらが前代未聞の手術をおこなったレイモンド医師

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ヒザ上部の大腿骨をアゴの骨にするという

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このように下アゴ部分に移植する

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上手い具合に、はまるのだそう

手術は無事に成功。彼女の顔はこれまで下アゴ部分が極端に奥まった形状をしていたが、それが改善し見違えるような顔立ちになった。

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下アゴを持たずに生まれた少女 ヒザの骨を移植し、食事ができるように!

手術のビフォーアフター写真(正面)

下アゴを持たずに生まれた少女 ヒザの骨を移植し、食事ができるように!

手術のビフォーアフター写真(側面)

また、アゴとしての機能も改善したようで、アビーは、「私はお肉が大好きです。でも、今までは下アゴがなかったので物を十分に噛むことができず、苦労していました。それが、今ではしっかりと味わって食べることができます。」会話に関しても、「まだ発音が十分ではありませんが、以前よりははるかに良くなりました。」と語っている。

アビーは、東オースティンにある有名なフランクリンバーベキューを試してみたいと、喜びとともに語った。

下アゴを持たずに生まれた少女 ヒザの骨を移植し、食事ができるように!

喜びを語るアビー

下アゴを持たずに生まれた少女 ヒザの骨を移植し、食事ができるように!

好物の肉を噛み締めることができるようになった

今回、画期的な手術をおこなったレイモンド医師は、なんと来週日本の東京でおこなわれる医療会議で詳しい手術の内容を発表するために来日予定だという。

 

via:FOX7(英語)

 

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