人工知能が人間を超える!? 自ら学び、6つの感情を表現するロボットiCub
人工知能は、「核兵器よりも危険」であると一部の有識者が提言しており、最近映画のモデルにもなったスティーブン·ホーキングも、その危険性を警告している。
日本ではソフトバンクが一般販売もしているペッパー(Pepper)が有名だが、今回紹介するのはイタリアの研究機関が10年をかけて開発を進めているロボット「iCub(アイカブ)」だ。
Cubという単語は子どもを意味しており、その名の通り「iCub」は4歳の子どもをモデルに作られたロボットである。
モノを見る、触る、そして人間との会話の中から自ら学習をすることが可能となっており、顔の部分の目とライトによって喜びや悲しみなど6つの感情を表現することもできる。
さらに、肌には静電式の触覚センサー(人工表皮)が備わっており、触られる感覚をもっているのだ。
大きさは、身長104cm、体重22kg。知能などに特化させているため、下半身は固定されており、歩くことはできないが、手先や上半身の動作は非常に滑らかでまるで人間のようで不気味である。
下記動画では、このiCubと人間がホッケーゲームで対決をしている。
動画:youtubeより『Humanoid robot has a sense of self』
下記画像は、動画のキャプチャ
この「iCub」。去年の11月に日本来日も果たしている。
2014年11月19日から3日間パシフィコ横浜でおこなわれた、「Embedded Technology 2014」という電子技術の展示会で日本初公開をされたのだ。
下記動画はその時のもので、タコの人形を持ち上げたり、初めて見るトマトを学習しタコの人形と区別している。
動画:youtubeより『人型ロボット「iCub」を公開【デモ1】』
技術の高さには大変驚かされるが、子どもの見た目なのに、はきはきと会話をしており、そのギャップが気持ち悪くもある・・・
出典:dailymail(http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3002591/Clever-just-plain-creepy-iCub-robot-sense-self-displays-six-emotions-responds-touched.html)