中国で車が事故! 直径6センチの金属製ポールが胸に突き刺さるも奇跡的に生還!
今週水曜日(2015年6月10日)中国の南京市で、交通事故が発生した。
その事故は、自動車の自損事故なのだが、単なる衝突では済まなかった。自動車の助手席に乗車していた男性の胸には、太い金属のポールが突き刺さっていたのである。
このニュースを報じた人民日報オンラインによると、事故を起こした自動車は、減速が遅れてコントロールを失い、道路脇の金属ポールに正面から突っ込んだというのである。
その結果、助手席にいた男性の胸には、直径2.3インチ(約6センチ)ものポールが、突き刺さった。
出動した救助隊によると「我々が到着したとき、男性には意識があった。突き刺さったポールは男性の心臓付近に刺さっており、引き抜くと大量出血などの可能性があったため、ポールを専用の工具で切断し、急いで病院への搬送をおこなった」とのこと。
男性は、ポールが刺さったままの状態で、江蘇省人民病院に緊急搬送。迅速な措置によって奇跡的に一命を取り留めたという。担当医は、「ろっ骨などが酷く破損していたが、幸運にも心臓を突き抜けていなかった。あと1センチでも深く刺さっていたなら間違いなく死亡していた。」と語った。
事故を起こした自動車の運転手は、今回大ケガを負った男性の甥だそうで、最近運転免許を取得したばかりだったという。詳しい事故原因については現在警察が調査中である。
奇跡的に一命を取り留めた男性は、現在、安定した状態にあるとのことだ。
via:人民日報オンライン(中国語)