岩場や傾斜にも着陸可能! 4本足を持つ次世代ヘリコプター!!
アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)とジョージア工科大学のエンジニアが、次世代ヘリコプターの開発をおこなっている。
これまでのヘリコプターと大きく異なるのは、なんとヘリコプターの下部に4本の足(ロボットランディングギア)がついているのである。
このロボットランディングギアは、関節を持っており、曲げることができる構造となっている。そのため、これまでのヘリコプターなら着陸することができなかった傾斜や、平らでない岩場などにも着陸が可能となるのである。
各足にはセンサーが内蔵されており、着地点の凹凸や傾斜を感知して安定姿勢を取ることができるようになっているという。
こちらは先日アメリカのアトランタ近郊でおこなわれたデモ飛行の様子。デモ飛行に使われた機体は、テスト用の小型試作機で、人間は搭乗していない。
動画:youtubeより『MAR Robotic Landing Gear Demonstration』
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もし、実用化すれば、必ずしも平らな地面に着地できるとは限らない軍用ヘリコプターや、救助ヘリコプターでの活躍が期待されている。
先日の洪水被害の現場でも、取り残された被災者を救助し活躍をしたヘリコプター。もし、この次世代ヘリコプターが導入されれば、さらなる活躍が見込まれるだろう。
via:dailymail(英語)