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ギネスが認めた世界一小さい馬 サンベリーナ!

   

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この小さい馬は、サンベリーナという名前のメスの馬である。

小さい馬

 

サンベリーナは2001年5月1日に誕生した。

サンベリーナはいわゆる、小人症(低身長をきたす疾患)で生まれたのである。

アメリカ・ミズーリ州セントルイスの牧場にオーナーのマイケル・ガーシリン(Michael Goessling)と共に暮らしている。

 

小さい馬

小さい馬

 

高さは17.5インチ(約45センチ)、体重はわずか57ポンド(約25キロ)だ。

馬の1年は人間の4年と言われ寿命は20年ほどといわれている。体は小さくても14歳のサンベリーナは立派な大人なのである。

世界最小の馬として、2006年にはギネス・ワールド・レコードにも認められた。

 

小さい馬

大きな馬にも物怖じはしない

 

走るにあたって、足に若干不自由な部分はあるが、それ以外は至って健康体で他の馬と変わらない。
また、走り回ることができるように、特注の靴も作ってもらった。

リンゴとニンジンが大好物で、ムシャムシャと大きな音をたてて食べるという。

小さい馬

世界一大きい馬と、世界一小さい馬サンベリーナ

小さい馬

オーナーのマイケル・ガーシリンと共に、他の馬とじゃれあう

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体が小さい為、人を乗せることは、もちろん重たい荷物を運ぶこともできない。
生まれつき、馬としては恵まれない体であったサンベリーナだったが、多くの人々に愛される存在となっている。

 

オーナーのマイケル・ガーシリンと共に、入院をしている子どもたちのために病院への訪問活動をしているのだ。

子どもたちは皆、サンベリーナのことが大好きだとオーナーのマイケルは語る。

それまで、長い入院生活で元気のなかった子どもたちが、サンベリーナを見ると皆、笑顔になるのだ。

小さい馬

入院する子供たちと触れあるサンベリーナ

 

重い荷物こそ運べないが、サンベリーナは違ったかたちで、人間の役に立ち。皆を元気にさせているのだ。

 

出典:viralnova(http://www.viralnova.com/mini-horse/)

 

 

 ちなみに、ペットとしての需要にこたえるために馬の小型化は、品種改良により、人工的にも作られている。

アメリカのニューハンプシャーにあるTIZミニチュアホースファームで、2013年に生まれた子馬の写真がこちらだ。

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生後3日の生まれたばかりの状態で、高さは14インチ(約35センチ)、重さ4ポンド(約2.7キロ)とのこと。

この後、成長をしてしまったのだろうが、それでも非常に小さい。

また、サンベリーナのように小人症によるものではなく、品種改良による小型化で健康上の問題はないとのこと。

 

出典:dailymail(http://www.dailymail.co.uk/news/article-1268831/Meet-Einstein-worlds-smallest-horse-weighs-newborn-baby.html)

 

 

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