8時間睡眠と6時間睡眠でこんなに違う! 睡眠実験で明らかに!
イギリス・ロンドンのスリープスクール主催の実験で、サラ・チャーマーズ(Sarah Chalmers)が、睡眠不足の実験に参加した。
実験は8時間睡眠と6時間睡眠で、人体にどのような影響がでるかを調べるというもの。
実験方法は、まず初日を4時間の睡眠で過ごした後、2日間の回復期間をおいて、その後5日間連続で睡眠時間を普段の8時間睡眠から25%削減した6時間睡眠に制限するというもの。
実験をおこなったサラの写真がこちら、
サラは3児の母親で現在46歳。しかし、上と下の写真では大きく印象がことなり、下の写真は46歳という実年齢よりも老けて見える。
2枚の写真を比較してみると
その違いは、よりはっきり分かる
目にはクマができ、彼女の肌は赤みを帯びている。肌のスキャンしてみると、毛穴や肌質は精彩を欠いていたという。
さらに認知機能にも影響を与え、忘れっぽくなり、些細なことにも動揺するようになったという。
睡眠センターの博士イルシャード・エブラヒム(Irshaad Ebrahim)は「睡眠不足は、集中力や記憶力、忍耐力といった脳機能から肌のトーンに至るまで、壊滅的な悪影響を与える」と主張する。
皮膚科医博士アニタ・スタンハム(Anita Sturnham)も、
「十分に睡眠を取れない場合、皮膚のコラーゲン生成とエラスチン、肌に弾力を与えるタンパク質繊維に悪影響を与えるとともに、ストレスを感じた際に分泌されるコルチゾールのレベルを増加させた。」と語る。
スリープスクールがイギリス人11,000人の睡眠パターンの調査をしたところ、約50%の人が1日の睡眠時間は6時間以下だったという。
via:dailymail(英語)