中国が宇宙に打ち上げたロケットの部品が村に墜落する 電線が切れて停電に
2016/10/31
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中国が先月宇宙に向けて打ち上げたロケットの部品が、中国江西省の村に落ちてきた。
そのロケットは、2015年10月17日に四川省の西昌衛星発射センターから打ち上げられた長征三号(CZ-3Bロケット)。通信衛星「亞太9号」を軌道上に送るために打ち上げられたもので、打ち上げ自体は成功した。
しかし、ロケットを打ち上げ後、切り離された部品の一部が、打ち上げ現場から1258マイル(約2000キロ)も離れた江西省の村に落ちてきたのである。
その長さは、約34フィート(約10メートル)という巨大なもので、墜落時には大きな音がしたという。また、落下時に電線を切ったようで村は停電してしまったという。
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この破片の落下が、ロケットの不具合によるものなのか、それとも想定内のことなのかは明らかになっていないが、民家などに落ちていれば死傷者が出る事故となっていた。
地元の当局者は、周辺にほかの部品が落下している可能性があるとして、周辺を捜索をしているという。
via:人民日報オンライン(中国語)
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