大気中の有毒化学物質が原因か? ロシアで青い雪が降る
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東京都心で130年ぶりに大晦日の初雪が観測されたが、ロシアでは奇妙な雪が降り積もった。その雪は青色をしていたのである。
青い雪が降る
青い雪が降ったのはロシアのサンクトペテルブルク。バルト海に面したこの地域に突如として、かき氷のブルーハワイのような鮮やかな青色をした雪が降り積もったのである。
何故、雪が青色をしているのかその原因は分かっていないが、周辺住民は市内にあった化学薬品研究所の解体工事によって大気中に舞い上がった有毒化学物質が、雪として地表に落ちてきたのではないかと噂している。
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また、地元の報道では専門家の意見として、陶磁器や絵の具の材料となるコバルト、医療用に使用されるメチレンブルーなどが原因ではないかと報じている。
2015年にも同様の事例が発生している
この奇妙な青い雪だが、同様の事例が過去にも観測されている。今回、青い雪が降ったサンクトペテルブルクから約1500マイル(約2400キロ)の距離に位置するロシアのチェリャビンスクで2015年2月に観測されたのだ。
この時の原因は、イースターの卵を色付けする際に使用された食用の着色料だった。
今回の青い雪の原因については、採取したサンプルを分析中とのことで、有毒物質かどうかは間もなく明らかになるだろう。
via:mirror(英語)
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