まるで浮いているよう! ありえない状態で生き続ける「生命の樹」!
2016/10/31
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アメリカ・ワシントンに重力を無視したような状態で生える不思議な木が存在する。
その木があるのは、オリンピック国立公園の海岸すぐにあるカラロックキャンプ場の近く。崖のようになった地面に、まるで浮いているかのように一本の樹が生えている。
この木は、常緑針葉樹のシトカトウヒというトウヒ属の木で、大きいものでは高さが95メートルにもなる世界最大の木のひとつである。
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崖に生えているこの木自体に正式な名称はついていないものの、観光客などから「生命の樹(The Tree of Life)」または「暴走した樹(The Runaway Tree)」と呼ばれて親しまれている。
また、生命の樹の下にある崖のような空洞は、ツリールート洞窟と呼ばれる。、海に流れる小川によって数十年かけて地面が侵食してできたとされている。
生命の樹がなぜ、このような角度で何十年も生きているのか、はっきりとは分かっていないが、海岸線に吹き付ける嵐の暴風雨にも耐え、毎年春になると緑の新芽を出すそうだ。
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