子宮内で弾丸に撃たれた赤ちゃん 緊急帝王切開がされ、1ヶ月ぶりに母親の元へ
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銃の所持が禁じられている日本で生活をしているかぎり、銃で撃たれることなど、人生80年においてもそうそう無いことだが、この世に生を受ける前の胎児の段階で、銃に撃たれた赤ちゃんがいる。
その事件は、先月(2015年7月)にバングラデッシュのマグラで開かれた、政治集会で発生した。
当時妊娠8ヶ月だったナジャマ(Najma)が、過激な2つの勢力の闘争に巻き込まれ、流れ玉が彼女の腹部に命中したのである。ナジャマは病院に搬送され、緊急の帝王切開がおこなわれることになった。
3時間に及ぶ手術で、取りあげられた赤ちゃんは、ケガこそしていたものの、奇跡的に生きていたのだ。赤ちゃんは女の子で名前はスライヤ(Suraiya)と名付けられた。
ケガの状況から、スライヤは母親の胎内にいるときに、子宮を突き破った弾丸が右肩を直撃。弾丸は右肩を貫通してスライヤの右目を傷つけた状態で止まったようなのである。
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スライヤは誕生後、すぐに集中治療室へ運ばれ母親と離れ離れの状態だったが、この度治療が終了し、1ヶ月ぶりに母親であるナジャマの元へと返されたという。
幸い、胎内にいた時の弾丸によるケガは、視力や障害などの影響を及ぼさなかったという。
via:dailymail(英語)
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