韓国で「死の体験学習」がおこなわれる! 学生は遺書を書き棺桶の中で模擬葬儀
2016/10/31
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世界保健機関(WHO)の統計により、世界自殺国ランキングで第三位の韓国(日本は2014年のランキングで16位)。韓国では一日あたり40人もの人が自殺によって亡くなっている。
その要因として、過度な競争社会が挙げられる。毎年入試試験の時期に、受験テストの開始時間に遅刻しそうになった学生を警官がパトカーに乗せて試験会場まで送る映像が日本でも紹介される。難関大学の合格が得られなければ、有名企業への入社どころか一生を棒に振ると言われるほどの、競争社会だからである。
そのため、特に問題視されているのが学生など、若い世代の自殺。
そんな学生たちの自殺を防ぐために、韓国で新たな取り組みがおこなわれた。
それは、「死の体験学習」。
学生らは、自殺をするということが、自分だけでなく周囲に対してもどれほど影響を与えるものなのか、この体験学習を通して学ぶことが出来るというのである。
学生は、模擬葬儀を体験する。遺言書と家族に宛てた手紙を書いた後、実際に棺桶に入って死んだふりをするのだ。棺桶は蓋が閉じられ、少なくとも10分間、真っ暗な棺桶の中に安置される。
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この死の体験学習をおこなった学生は口々に、「生きていることがどれだけ感謝すべきことなのかよくわかった」と答えたという。
via:dailymail(英語)
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