世界で最も奇妙なスポーツ！？ 今年もマグロ投げ選手権がオーストラリアで開催
今年もオーストラリアで、2015年マグロ投げ選手権がおこなわれた。
この競技は、オーストラリアのポートリンカーンのマグロ漁を祝う祭り「ツナラマ祭り（Tunarama Festival）」の一環としておこなわれているものである。
マグロ投げ選手権は、ロープが取り付けられたマグロをハンマー投げの要領で投げ、その距離を競うというもの。
ツナラマ祭り自体は今年で第55回になる。そんな祭りで一番の盛り上がりをみせるのが、このマグロ投げ選手権
参加者はハンマー投げのようにしてマグロを投げ飛ばす。
マグロは地元産の8キロのミナミマグロ。
こちらは女性部門。
男女それぞれ上位10人が、本物のマグロを使った決勝戦に出ることが出来る。
これまでの歴代最長記録はショーン·カーリン(Sean Carlin)が叩きだした、37.23メートル。
以前までは全て本物のマグロを使用していたが、マグロがもったいないという理由により、数年前から予選ではゴム製のマグロを使い、予選で結果を出した男女のそれぞれ上位10人でおこなわれる決勝戦で、本物のマグロを投げるようになった。使われるマグロは、地元の海で獲れた約8キロのミナミマグロだ。
こちらが予選で使用されるようになったゴム製のマグロ
そして今年の優勝者に輝いたのは、男性部門が記録24メートルのマット・スタントン（Matt Staunton）。女性部門が記録11メートルのシャネル・スタントン（Shanell Staunton）。二人は何と夫婦で優勝に輝いたのである。
今回優勝したマット・スタントン
美しいフォームでマグロをブン投げる。
夫婦そろっての優勝となった。
ちなみに、昨年の優勝者はなんと日本人。これは番組の企画として参加したもので、優勝はハンマー投げの赤穂弘樹選手。そして準優勝がタレントで元やり投げ選手でもある照英さんだった。
via：abc news（英語）