香港国際空港の警備は世界最悪? 居眠り・無人は当たり前と内部告発者がリーク
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空の玄関口である空港。空港はそれだけの重要施設ゆえにテロの標的にもなりやすく、違法薬物や国際取引を禁じられた品の出入りを水際で食い止める役割も持つ。
それゆえ、空港警備には熟練した警備スタッフと厳重なセキュリティ体制が敷かれているが、香港国際空港のセキュリティは余りにもお粗末だという。
その情報を明らかにしたのは、匿名の内部告発者。その人物は、香港国際空港の警備をおこなう航空保安会社AVSECOで15年勤務していたという。
香港国際空港の警備を任されているAVSECOという警備会社は、搭乗ゲートから貨物、各種施設の管理・警備をおこなっている。
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しかし、内部告発者によると長時間勤務や人員不足など勤務環境が悪く、警備スタッフは警備中に居眠りをしたり、常に人による監視をおこなう監視代もトイレ休憩などでたびたび無人になっているというのである。また、貨物のチェックにおいておこなわれるX線検査も、検査マシンを通さずにスルーさせることが時々あるというのだ。
今回の内部告発に対して、AVSECOの広報担当者は、「主張の多くが真実ではなく虚偽の内容だ」と発表している。
AVSECOの会社概要でも、3,800名のスタッフにより最高水準の航空保安を提供しているというが、実際のところはどうなのだろうか。
via:HKFP(英語)
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