ゴミ箱に入り脱獄しようとした囚人 ゴミ箱の異常な重さで刑務官にバレる！
ブラジルの刑務所で、マヌケな脱獄犯が捕まった。
その刑務所はブラジルのバイーア州、ヴィトリア・ダ・コンキスタにある刑務所。脱獄犯は、ウィリアン・アルベス(Willian Alves)。
ウィリアンは刑務所内の食堂で刑務作業員として働いていたのだが、あるとき刑務所からの脱獄を決意する。
その脱獄計画は、刑務所内のプラスチック製のゴミ箱に隠れ、ゴミ収集の際に塀の外へ脱出するというもの。用心深いウィリアンは、さらにカモフラージュとしてゴミ箱に入った自分の頭に残飯のゴミをかぶせカモフラージュをした。
そしてゴミ収集の日、刑務官がウィリアンが身を潜めたゴミ箱を運ぼうとした。
ウィリアンの思惑が成功するかと思われたが、ゴミ箱の異常な重みに刑務官が蓋を開けて中を確認。あっけなく御用となってしまった。
フタが開けられ、カモフラージュで乗せていたゴミが取り除かれても隠れ続けるウィリアン
頭を引っ張られ顔をあげる
「何やってんの?」という表情の刑務官と、観念するウィリアン
刑務官も呆れ顔だ
自分の体重を計算に入れていなかった脱獄囚は御用となった
発見した刑務官によると、「日用品から出るゴミが入れられているはずなのに、そのゴミ箱だけ明らかに重かった」という。
また、刑務官がウィリアンを発見し、カモフラージュとして頭にかぶさっていたゴミをどかした後も、ウィリアンはごまかし通せると思っていたのか、しばらくじっとしていたそう。
自分の体重を忘れてしまう、なんともマヌケな脱獄囚は、そのまま刑務所に戻されたという。
まったく緊張感の無い逮捕劇
バイーア州刑務所の広報担当者は「これまでで最も独創的な脱獄方法だった」と語った。
via：dailymail（英語）