オーストラリアのビーチにクラゲ(ブルージェリーフィッシュ)が大量上陸
美しいビーチを数多く有し、サーファーや観光客に人気のオーストラリア。そんなオーストラリアのあるビーチで奇妙な現象が起きているという。
ビーチを覆いつくす大量の青いクラゲ
その奇妙な光景を目撃したのは、地元住民のシャーロット・ローソン(Charlotte Lawson)。彼女は自身のFacebookに「Got jelly(ゼリーをゲットしました)」というコメントともに画像をアップした。
それがこちら。
この光景が広がるのは、オーストラリアのブリスベンにあるデセプション・ベイ・ビーチ。そして、クラゲの正体は、ブルージェリーフィッシュ(学名:Catostylus mosaicus)。その名の通り、薄い青色をしたクラゲで大きさは最大でも35センチほど。
ブルージェリーフィッシュの大量発生について、海洋生物学者のリサ・アン・ガーシュウィン(Lisa-Ann Gershwin)博士は、海外メディアの取材に対し、こう答えている。「このブルージェリーフィッシュは、人間に危害を加えるような危険なクラゲではありません。毎年、この時期になるとビーチに打ち寄せられます。しかし、今回のような量は、私が知る過去25年で最大だと思います。おそらくは気象条件の偶然によってこのビーチに集中して打ち上げられたのでしょう」。
人間に害はないとは言え、これほど大量に打ち上げられている光景は、ちょっと不気味だ。
しかし、この光景も、波にさらわれるなどして、1週間以内にクラゲの姿はなくなるという。
via:metro.co.uk(英語)