スペインの牛追い祭りにPETAが抗議!半裸の男女が大量の血糊を頭からかぶる
日本でも知られているスペインの牛追い祭り。その世界的祭事に動物愛護団体が抗議運動をおこなった。しかし、その内容はあまりに過激なものだったという。
AnimaNaturalisとPETAが主催した抗議運動
そのショッキングな抗議運動は、動物愛護団体のAnimaNaturalisとPETAが主催したもの。
これは今月、スペインのナバラ州パンプローナで開催されるサン・フェルミン祭の中止を求めての行動である。
サン・フェルミン祭という名前を聞いたことがない人も多いだろうが、世界中から100万人もの見物客がやってくる、あの牛追い祭りのことである。
抗議運動をおこなった者たちは、牛の角を模したヘッドバンドを着用した半裸姿で、バケツに入れた大量の血糊を一斉に頭から浴びたのだ。活動家たちは全身が真っ赤に染まり、異様な光景だったという。
牛追い祭りを強く非難
抗議運動に参加したハンナ・ローズ・ベイリー(Hannah Rose Bailey)22歳は、オーストラリアからこの抗議運動に参加したという。他の参加者らもスペインやスウェーデン、ロシア、イギリスなどからやってきており、この抗議には75名もの参加者が集結した。
ハンナは牛追い祭りに対して「動物への拷問と殺害は娯楽として正当化することはできません」と語る。
また、主催団体であるAnimaNaturalisのアイダ・ガスコン(Aida Gascón)は、取材をしたスペインのヨーロッパプレスに「この祭りのために54頭のもの牛が死んでいるのです」と、牛追い祭りを強く批判したという。
しかし、なぜこういう抗議運動は決まって裸なのか。たしかに牛は洋服を着ていないが、どうしても裸でなければならない理由でもあるのだろうか・・・。
via:dailymail(英語)