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中国がアフリカ向けに人肉缶詰を製造!? ザンビアの新聞報道に中国が反発

   

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2016年5月17日、ザンビアの新聞「KACHEPE」が、にわかには信じがたい内容を一面記事で報じた。
その記事によると、中国が人間の肉を使った缶詰をアフリカに販売しているというのだ。

ザンビアで報じられた中国人肉缶詰事件

記事では、中国の企業が人肉を使った缶詰を、牛肉の缶詰と偽ってザンビアやジンバブエ、南アフリカ、ナイジェリアなどの国に販売をしているというのだ。

中国がアフリカ向けに人肉缶詰を製造!?ザンビアの新聞報道に中国が反発

新聞の一面に大きく掲載された

さらに、その根拠として中国に住むザンビア人女性のインタビューを掲載。その女性は、中国の牛肉加工工場の面接を受けた際に、「人間の遺体を加工して牛肉缶詰を製造していることを知った。さらにその缶詰はアフリカに輸出されていると聞いた」というのだ。

とても信じられる内容ではないが、その女性は自身のフェイスブックに工場で撮影したものだとする画像を投稿したのだ。

中国がアフリカ向けに人肉缶詰を製造!?ザンビアの新聞報道に中国が反発

こちらがその内容

中国がアフリカ向けに人肉缶詰を製造!?ザンビアの新聞報道に中国が反発

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中国がアフリカ向けに人肉缶詰を製造!?ザンビアの新聞報道に中国が反発

記事に対する中国の反応

この記事に対し、中国外交部は翌18日の定例記者会見で「中国への無責任な報道に不満を抱いている。」と発表。
さらに、在ザンビアの中国大使ヤン・ヨンミン(Yang Youming)も「根拠が全くない悪意ある中傷だ!」と記事を非難し、記事を出した新聞社やその根拠を徹底的に追及するとした。

一方、問題の新聞社があるザンビアの国防副大臣クリストファー・ムレンガ(Christopher Mulenga)は、総合的な調査を約束するとともに「ザンビア政府として、今回の事件は中国とザンビアの友情関係にとって、とても残念なことである。」と語っている。

問題の証拠写真

新聞の一面にも掲載された人肉加工現場の証拠とされる写真だが、アメリカの都市伝説研究サイト「Snopes.com」が偽物であると断定した。

なんと問題の画像は、2012年にイギリス・ロンドンで開催されたアート展覧会で、日本のゲーム会社カプコンが、ゲームソフト「バイオハザード6」のプロモーションとして使用したものとまで特定してのである。

中国がアフリカ向けに人肉缶詰を製造!?ザンビアの新聞報道に中国が反発

証拠とされた画像の正体は、まさかのバイオ6だった・・・

これらのことから、今回の騒動はザンビアの新聞社がデマ踊らされた可能性が高いとみられる。

 

via:人民網mirror(英語)

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