浴室のヒータの上に、長さ180センチの白ヘビが現れる!
イギリス・マンチェスターの住宅で大きな悲鳴があがった。
そこの住人ハンナ・ブライアリー(Hannah Brierley)16歳が、浴室のタオル用ヒーター(タオルを乾かすためのタオル掛け型のヒーター)のにいる白い大蛇を発見したのだ。
そのヘビは長さが6フィート(約180センチ)のノーザン・パイン・スネーク。
ヘビに驚いたハンナだったが、すぐに落ち着きを取り戻す。何故なら彼女の母親カレン・マリオット(Karen Marriott)が仕掛けたドッキリに違いないと思ったためだ。
しかし、ハンナの声を聞いた母親カレンが2階から降りてきて、状況は一転する。
そう。母親が仕掛けたイタズラではなかったのだ。
二人はパニックに襲われる。急いで警察署に連絡をし、助けを呼んだ。
本来、イギリスではこのような場合は警察の管轄外になるのだが、二人の慌てふためきように、特別に警察が出動。
出動した警察官は、ヘビが毒を持っていない種類であることを説明し、二人を落ち着かせた。
その後、近くにあった枕カバーを使用して、無事にヘビを捕まえることに成功したという。
現在そのヘビは、慈善団体によって保護されているという。
今回発見されたヘビだが、ノーザン・パイン・スネークはそもそもイギリスには生息していない種類のヘビで、原産地は北米アメリカである。
また今回発見された品種は白変個体(体色が白く突然変異したもの)であることから誰かのペットだったものが脱走もしくは捨てられて、暖かい場所を求めてヘビが人家へ忍び込んでしまった可能性が高いとされる。
via:dailymail(英語)
ちなみに筆者は、コーンスネークのブラッドレッドという品種のヘビを7年飼育をしている。
筆者の飼っているヘビも1.2メートル程ある。ヘビを飼っていない人に1メートルのヘビを飼っていると言うと大変驚かれるのだが、実際にはナミヘビ科のヘビ(今回発見されたヘビや筆者の飼育しているヘビ)は長さの割に太さはそれほど無い。
そしてヘビも普段は丸まっていることが多いので、長さからイメージするほど大きいものではないのだ。飼育スペースも30センチから40センチのプラケースで飼育出来る。
エサも週に1度程度あげるだけで、臭いも無臭なので、筆者からするとお勧めのペットなのだが、今回の事件のように苦手な方はやはりダメなのだろう。
今回の事件、日本でも当然ワイドショーのネタになってしまうと思うが、日本では白ヘビは縁起が良いとされている。
もしかすると今回白ヘビが発見された家庭は金運上昇などのご利益があるかも知れない。