生きた姿は世界初!2400mの深海で幽霊のような魚(ソコオクメウオ)を発見
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人間が足を踏み入れることができない深海で、幽霊のような魚の撮影に成功したという。
アメリカ海洋大気庁(NOAA)が深海で撮影したゴーストフィッシュ
その撮影に成功したのは、アメリカ海洋大気庁(NOAA)。世界一の深さを誇る西太平洋のマリアナ海溝で、観測船オケアノス・エクスプローラー(Okeanos Explorer)から、遠隔操作の潜水船を使って撮影した。
そして、問題の生物が発見されたのは、深海8200フィート(約2500メートル)の海底。半透明の白っぽい魚がユラユラと泳いでいたというのである。
こちらは、その動画。
動画:youtubeより『First Fish Sighting: 2016 Deepwater Exploration of the Marianas』
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ゴーストフィッシュの正体は、ソコオクメウオ
この生物の大きさは、約0.3フィート(約10センチ)ほどで、目の色は薄い黄色をしている。ソコオクメウオ科の一種とみられているが、生きている姿を撮影したのは、なんと今回が世界初の出来事であるというのだ。
発見者の一人で、漁業生物学者でもあるブルース・マンディ(Bruce Mundy)はこう語る。「今回の発見は本当に珍しいことです。ソコオクメウオ科の魚はこれまで死んだ状態のものしか発見されていなかったので、おそらく今回が初の発見です。」
非常に珍しい生物ゆえ、詳しいことはわかっていないとのこと。今回の発見をしたNOAAの調査は今月10日まで行われる予定とのことなので、さらなる発見を期待する。
via:youtube
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