Googleのロボドッグ『スポット(Spot)』 海兵隊基地でテスト中!!
以前から注目されている犬のようなロボット『スポット(Spot)』が、ついに海兵隊基地でのテストを開始した。
この『スポット(Spot)』はボストンダイナミクス社によって開発されたロボ・ドッグであるが、ボストンダイナミクス社をGoogleが買収したため、現在Google関連会社のロボットとなっている。
重さは160ポンド(73キロ)で、山道など平らではない地面も走ることができ、人間に蹴られるといった衝撃にも倒れることなく、姿勢を維持する能力を持っているのだ。
こちらは、今年の2月に公開された『スポット(Spot)』の動画
動画:youtubeより『Introducing Spot』
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『スポット(Spot)』は現在、バージニア州の海兵隊基地でアメリカ国防総省の国防高等研究計画庁(DARPA)のチームによってテストされている。
テストに携わるDARPAのロボット研究者ベン・スウィリン(Ben Swilling)は、「もしこの『スポット(Spot)』が採用されることになれば、偵察やナビゲート、荷物の運搬などにおいて活躍することになるだろう」と語る。
現在、操縦はラップトップ(ノートパソコン)に接続したゲームコントローラーでおこなうことができるようになっており、最大で1641フィート(500メートル)の距離からコントロール可能だという。
ボストンダイナミクス社の「ビッグ・ドッグ(BigDog)」や「クジョー(Cujo )」と呼ばれるロボットも、現在ハワイの海兵隊によってテストをされており、近い将来ロボットが兵士の相棒になる日も近いだろう。
via:ars technica(英語)