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青色色素が原因!? カリフォルニア州で体内が青色の野生ブタが捕獲される!

   

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青色色素が原因!? カリフォルニア州で体内が青色の野生ブタが捕獲される!

今月、ソーシャルメディアに不気味な豚の画像が投稿された。

その画像を投稿したのは、「GlendilTEK」と名乗る人物。アメリカ・カリフォルニア州のモーガンヒルで、彼の家族が野生の豚を捕獲したのだが、お腹を切り裂いてみたところ、体内が鮮やかな青色をしていたというのである。

青色色素が原因!? カリフォルニア州で体内が青色の野生ブタが捕獲される!

こちらが問題の豚

よく見てみると、青色をしているのは皮下脂肪の部分。脂肪の奥の筋肉や欠陥は通常と変わらない色をしていたのだ。

青色色素が原因!? カリフォルニア州で体内が青色の野生ブタが捕獲される!

お腹を切り裂いてみると鮮やかな青色をしている

青色色素が原因!? カリフォルニア州で体内が青色の野生ブタが捕獲される!

青色は全身に広がっている

GlendilTEKのコメントによると、「生きているときは普通の豚だったという。仕留めたあと、食材にするために自宅に持ち帰って、腹部を切り裂くまで、それに気が付かなかった。」というのだ。

問題の豚が捕獲された近くには、古い水銀鉱山がその影響を示唆する者もいたが、GlendilTEKはこれまでにも豚を捕獲したが今回のようなものは一匹もいなかったという。

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青色色素が原因!? カリフォルニア州で体内が青色の野生ブタが捕獲される!

青色は皮下脂肪の部分だけで、その中の筋肉は通常通り赤い色をしている

青色色素が原因!? カリフォルニア州で体内が青色の野生ブタが捕獲される!

こちらも内部は赤い

その後、捕獲された奇妙な豚は、カリフォルニア大学デ​​ービス校へ送られ詳しく検査を行う予定だという。

 

この奇妙な青い豚について、報道した地元紙のモーガン・ヒル・タイムズは、魚類および野生生物局の広報担当アンドリュー・ヒューガン(Andrew Hughan)に意見を仰いでいる。

それによると、アンドリューは、なんと以前にも今回の豚のように変色した豚があるというのだ。

さらに、「今回の脂肪が青い豚は、おそらく青色色素を含んだ化学物質を食べたために脂肪が青く染まってしまったのでしょう。殺虫剤や殺鼠剤には青色色素が含まれている場合があり、それを食べた可能性が高いです。」とのこと。

またアンドリューは、青色色素自体は無害だが、もし青い豚を見つけても食べないほうが良いと付け加えた。

 

問題の豚の分析結果が出たわけではないが、どうやら体内が青い豚は、人間が誤って口にすることがないように青色色素で青く着色されている殺虫剤や殺鼠剤を食べて、脂肪分が青くなってしまった可能性が高いようだ。

しかし、全身を青く着色されている具合からみて、相当な量の殺鼠剤を食べ、かつ死ぬことなく捕獲されるまでは生きていたことになる。何者かが猫に殺鼠剤を食べさせて猫が死亡する事件が、たまにニュースなどで報道されるが、体が大きいとはいえブタは大丈夫なのだろうか。

 

via:MORGAN HILL TIMES(英語)

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