SF時代到来!人間と見分けがつかない程リアルな表情をするロボット
今週、香港でおこなわれたエレクトロニクスイベントで、もはや人間と見間違えるほどのリアルなロボットが公開され、話題を集めている。
そのリアルなヒューマノイド型ロボットは、通称ハム(HAM)と呼ばれている。
人間との会話や相手の表情に合わせて、自分の表情を変え、アイコンタクトまでとることが出来るというのである。
このHAMは、アメリカの企業ハンソンロボティクス(Hanson Robotics)が開発をした。
機械工学やナノテクノロジーなど最新の技術がつかわれており、自然な表情をすることが可能となっている。
頭部部分はハンソンロボティクスの創業者であり社長の、ロボットデザイナーデビッド·ハンソン(David Hanson)自身が設計した。
HAMは、特殊なソフトウェアにより、会話や相手の表情を認識して、表情を変えることが出来るようになっているのだが、そのリアルな表情をつくるHAMの皮膚素材は、「Frubber」と呼ばれる特殊な弾力性のある素材で作られている。ナノテクノロジーの技術によって人間のきめ細かい肌の質感や、毛穴を本物そっくりに再現しているのだ。
こちらは、前モデルのアインシュタイン・ロボット。2009年にアメリカのテクノロジー・エンターテインメント・デザインカンファレンスで公開されたもので、その名の通り、アインシュタインを完璧に再現している。
日本でも東芝が、女性型のリアルなヒューマノイドロボットを発表したが、表情が堅い為か、やや不自然な印象を受けてしまう。
しかし、こちらはHAMとは違いボディまで精巧に作られている。
SF映画に登場する人間そっくりのロボットが、身近な存在になる未来は、もうすぐ実現されると言って間違いないこだろう。
via:dailymail(英語)