「うんとこしょ、どっこいしょ」物語が現実に!中国で大きなカブがとれました!
「おおきなカブ」という物語をご存じだろうか。ロシア民謡で日本でも童話として親しまれている物語である。
畑に一株の大きなカブが育ち、それを収穫しようとしても、なかなか抜けない。お爺さんとおばあさんは、孫娘や犬、猫、ネズミに手伝ってもらい「うんとこしょ・どっこいしょ」というかけ声と共にやっとのことで、その大きなカブを抜くことに成功するという物語だ。
「おおきなカブ」は、あくまで童話の物語だが、なんとこのたび、中国で長さ4フィート(約1.2メートル)、重量33ポンド(約20キロ)というモンスター級の巨大なカブが栽培されていると、中国の人民日報オンラインが先日報じたのである。
そのカブがあるのは、中国の雲南省。李さんという男性が育てているものだという。
重さが20キロと3歳の子どもよりも重く、寝ころんだ子どもに見えることから、地域の住民から「脂肪少女」という愛称で呼ばれ親しまれているという。
李さんによると、特に大きくするために肥料を与えたりは一切していないとのことで、水やりだけでここまで大きくなったのである。
カブの品種も巨大になるようなものなどではなく、近くの市場で手に入れた普通の品種の種とのこと。
大きなカボチャなど巨大に育つ野菜は、品種改良と肥料によるものがほとんどで、このように自然と大きくなるのは非常に珍しいという。
だが、土地も人も多い中国では頻繁に巨大な野菜が発見される。そしてなぜか人間に似た形をしているのだ。
こちらは、巨大でしかも人間の形をしている葛(クズ)。日本では葛餅や葛湯として食用に用いられる他、葛根湯などの漢方薬としても利用される。
こちらは人間の手のような形をした山芋。中国中央部で中江県で見つかった。
食べてみたところ味は普通の山芋と変わらなかったとのこと。