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アドルフ・ヒトラーは片玉だった! 停留精巣が原因で右の睾丸が無かったと判明

   

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アドルフ・ヒトラーは片玉だった! 停留精巣が原因で右の睾丸が無かったと判明

アドルフ・ヒトラーに睾丸が一つしか無かったという噂をご存じだろうか。

ヒトラーの死後、ソ連軍が遺体を検証した際に左の睾丸が見つからなかったという記録があるのだ。またケネス・アルフォード(Kenneth Joseph Alford)が作曲した「ボギー大佐(The Colonel Bogey March)」という曲にイギリス人が下品な歌詞をつけた「ヒトラーのキンタマ(Hitler has only got one ball)」にもそのような内容が歌われている。

しかし、これまでそうしたものはプロパガンダによる嘘だと考えられていた。しかし、最近になって新たな証拠が出てきたのである。

ヒトラーが収容された刑務所のカルテ

その発見をしたのは、ドイツのエアランゲン大学の研究者。

歴史家の教授ピーター・フライシュマン(Peter Fleischmann)は、アドルフ・ヒトラーの睾丸に関する新たな証拠を発見したと主張している。

その証拠とは、ヒトラーが収容されていたことのあるランツベルク刑務所の資料。

アドルフ・ヒトラーは片玉だった! 停留精巣が原因で右の睾丸が無かったと判明

アドルフ・ヒトラーが収容されていたランツベルク刑務所

ヒトラーは1923年11月に、ドイツのミュンヘンで「ミュンヘン一揆」と呼ばれるクーデター未遂事件を他のナチス党員とともに起こしている。そのクーデターは当時の政府によって鎮圧され、逮捕されたヒトラーはドイツのバイエルン州にあるランツベルク刑務所に収容された。

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そのランツベルク刑務所で、医師のジョセフ・ブリンステイナー(Josef Brinsteiner)が、ヒトラーを診察した際のカルテにその内容が記されていたのだ。

ヒトラーは停留精巣(停留睾丸)が原因で、睾丸が一つしか無かった

そのカルテには、ヒトラーが「停留精巣(停留睾丸)」によって右の睾丸が無かったと記載されていたのである。

停留精巣(停留睾丸)とは、陰嚢に睾丸が入っていない症状のことである。通常は胎児の時にお腹の中で出来た睾丸が、鼠径管(そけいかん)を通って陰嚢に移動するのだが、その睾丸の下降が不完全な場合に発生する。

現在では幼少期に手術で治療するのが一般的な症状で、100人に1人の確率で発生するといわれている。片方もしくは両方の睾丸で発生することがあり、そのまま成長してしまうと睾丸が発達できず、不妊などの原因になる症状だ。

アドルフ・ヒトラーは片玉だった! 停留精巣が原因で右の睾丸が無かったと判明

アドルフ・ヒトラーは、停留精巣によって睾丸が一つしか無かった

どうやらアドルフ・ヒトラーは、この停留精巣によって右の睾丸が無かったようなのである。

長らく歴史上の神話となっていた「ヒトラー片玉説」が、ついに信憑性の高い資料によって裏付けられたのだ。

ヒトラーが推し進めた選民思想とその結果おこなわれたユダヤ人虐殺の背景には、こうした性的コンプレックスが影響していたのかもしれない。

 

 

via:dailymail(英語)

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