これが未来の都市だ！ 専門家が予測した「今後の100年で世界はこうなる！」
イギリス・ロンドンのウェストミンスター大学など研究機関からの専門家が、未来の都市を予測した。
人間は、今後その生活圏内を空や水中、地下などに伸ばすことになるという。現在よりもさらに高い高層ビル群や3Dプリントによる住宅、水中や地下につくられた施設が登場するというのである。
これらの、未来都市のイメージ画像は、科学者や建築家らによる予測に基づいて作成されている。
道路は空中に作られ、人間は生活圏を海にまで伸ばしている。
専門家らは、今後100年で空中に湾曲する形でつくられた道路、高層ビルや地下施設、建物の上部で家畜を放牧するスペースが設けられるだろうというと予測する。
さらに未来では、宇宙港が宇宙に建設され、民間人でも火星や月へ旅行することが出来るようになるだろうとした。
イギリスの国会議事堂の地下予測図。庭園、公園、スイミングプール、ジム、ホテル、サッカーなどの施設が地下に作られている。
まず、ロンドンのような人口密集地域では、高層の建物だけでなく、住居などのスペースを地下に伸ばすことにもなるだろうという。
未来では、現在の地球環境も大きく変わっているとし、地球温暖化による海面上昇の影響で、水中トンネルや、水中もしくは水上都市が作られているとしている。
ロンドンの未来予想図。高層ビルの屋上で放牧される家畜が確認できる。
また枯渇した化石燃料や人口爆発も予想されており、太陽光や風力、潮の満ち引きを利用した自然エネルギーをより多く使う社会となっており、食料自給のため高層や室内空間に作物を栽培する農場や家畜を放牧するスペースがつくられているそうだ。
via：dailymail（英語）