空を自由に飛べる装置ジェットパック! ついにNYの自由の女神像を観光!
3Dプリンターやドローンなど様々な技術の革新が進む現代。そんな技術革新に新たな歴史が刻まれた。
それは、現在各国が開発している飛行装置ジェットパックで、アメリカ・ニューヨークのリバティ島にある自由の女神の前を飛行した瞬間。
こちらが動画
動画:youtubeより『World’s only JetPack flies in New York』
自由の女神周辺を飛行したのは「JB-9ジェットパック」
その挑戦は2015年11月3日におこなわれた。自由の女神像の周辺を飛行したジェットパックは、ジェットパック・エヴィエイション(JETPACK AVIATION)が開発した「JB-9ジェットパック (the JB-9 Jetpack)」。
同社は十年以上にわたって、ジェットパックの開発をしており、今回の「JB-9ジェットパック」は小型化に成功した最新型。自動車の後部座席に収まるほどのサイズだという。
小型でありながら、安全かつパワフルな性能だそうで、燃料によって稼働する2機のタービンジェットエンジンを搭載しており、地上数千フィート(千フィートは約300メートル)の高さで飛行することができる。
連邦航空局や沿岸警備隊の許可を得て飛行した
今回のジェットパックによる飛行は無許可で飛んだものではなく、アメリカ連邦航空局(FAA)と米国沿岸警備隊による承認を受けて飛行した。
この歴史的な瞬間に対し、開発者の一人デビッド・メイマン(David Mayman)は、「私たちの長年にわたる夢が叶いました。しかし、これは始まりにすぎません。我々は今後このジェットパックの商業化を目指します」と自身満々に語っている。
また「JB-9ジェットパック」の次世代機のジェットパックは、地上1万メートル(地上3000メートル)の高度まで上昇可能で、時速は100マイル(時速約160キロ)に達するだろうとも語っている。
近い将来、このジェットパックが日本の空を飛行する日がやってくるかもしれない。
via:dailymail(英語)