バックトゥーザフューチャーのデロリアン!? ロンドンの道路に炎のタイヤ痕
今年2015年は、映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー2」で主人公のマーティ・マクフライとタイムマシンを開発したドク・ブラウンが1985年からタイムスリップしてやってきた年である。
映画の舞台はアメリカだが、先日イギリス・ロンドンでバック・トゥー・ザ・フューチャーを連想させるアクシデントが発生した。
ロンドンの道路に燃え盛るタイヤ痕
事件が起きたのは、ロンドン西部チェルシーのキングス・ロードという道路。
突然、バック・トゥー・ザ・フューチャーでデロリアンがタイムスリップする際に残す、炎をあげるタイヤ痕のようなものが現れたのである。
その時のことを目撃者の一人は、「映画のワンシーンのようでした。でも問題の車は時速88マイル(約140キロ)も出ていませんでしたけどね」と語っている。この時速88マイルという速度はデロリアンがタイムスリップする際に必要な加速のことである。
問題の炎を引き起こした車はデロリアンではなく、黒のフォルクスワーゲン・ゴルフだった。
どうやら、故障車だったようで所有者が押して動かしていたところ、ガソリンが流出。そして何らかの原因で炎が付き、デロリアンのタイヤ痕のようになったのである。
炎は消防士により消火。負傷者も出なかった。
その後、消防士が駆けつけ消火活動をおこなった。
こちらがその動画
動画:dailymailより『Car leaves a line of fire on the streets of Chelsea』
ロンドン市消防局の広報担当者は「我々は午前10時27分に通報を受けました。その後現場で消火活動をおこない10時50分には鎮火しました。車は完全に炎に包まれましたが、幸い負傷者は出ませんでした。」と発表している。
via:dailymail(英語)