オーストラリアでアイスクリームを無料配布！でも虫入り！ 昆虫食普及が目的
日本は本格的な寒さを迎えてきているが、南半球であるオーストラリアは現在夏真っ盛りである。
そんな猛暑の中、シドニーでアイスクリームを無料配布するグループがいる。とても、ありがたいサービスだが、この無料で配られているアイスには昆虫がチョコチップのようにトッピングされているというのだ。
オーストラリアで昆虫トッピングアイスを無料配布
そのアイスが無料配布されているのはシドニー周辺に現れる赤いアイスクリームカート。
４種類の味のアイスクリームが配られているのだが、アイスの上に大量の昆虫をトッピングされるのだ。
こちらが昆虫アイスの無料配布をしているアイスクリーム屋
この昆虫アイスの無料配布は、昆虫食を普及させるためにエコノミストのグループがおこなっている企画で、アイスには乾燥してカリカリになったワーム、バッタ、アリのいずれかをトッピングしているという。
昆虫アイス
43度という猛暑のなか、このアイスクリームカートにやってきた人々は冷たいアイスを食べたいという気持ちの反面、虫は食べたくないという思いと戦いながら、最終的に暑さに負けて恐る恐るアイスを口にしているという。
ワーム、バッタ、アリをトッピングしてくれる。
昆虫の味は基本的にはプレーンで、全てカリカリに乾燥している。
お腹がすいていればナッツ感覚でイケそう
モロにバッタなので、苦手な人は絶対無理
蟻んこチップ。所々に混じっているゴミが気になる
食糧危機を救う昆虫食
この企画をおこなっているエコノミストは、「人口が爆発的に増え続ければ、世界的な食糧難に陥ります。しかし、昆虫は成長が早く場所も取らずに養殖できます。また高エネルギーの食材であり昆虫食によって食糧不足を解決することができるのです。」
「また、すでに世界では20億人の人間が昆虫を食しており、2000以上の食用昆虫が存在しています。」と語る。
選び放題！
汚物感がすごい
この昆虫アイスを食べたという客は「それは、油で揚げたタマネギの小片のようなものです。意外と美味しかったです。」と言っており、反応も好調のようだ。
グループはこの昆虫アイスの無料配布を12月2日までシドニー中心部でおこなう予定だそう。
via：dailymail(英語)