第一次世界大戦時代に各国が発明した風変わりな発明品! 13選!
現代の戦争は、ハイテク機器を詰んだ車両や戦闘機、無人機などが多く使われ、先進国ではゲーム感覚で戦争がおこなわれていると一部海外メディアが指摘している。しかし、今から約100年前の第一次世界大戦では、やはり人間の数が大きな戦力だった。
今回紹介するのは、レーダーや戦闘機が一般的ではなかった時代の、ちょっと奇妙な発明品。
ドイツのオーディオ・ビジュアル機器(This German audio-visual apparatus)
ミッキーマウスの耳のように見える部分は集音器。銃声などの位置を特定するためにドイツで使われた。
ブリュースター・ボディ・シールド(the Brewster Body Shield)
機関銃の弾丸を止めることができるというシールド。当然身動きは困難
リンバ・ポール・ラダー(limber pole ladder)
遠くの様子を確認するためのハシゴ。レーダー技術などがなかった当時は、このように高いところから戦場の様子などを確認していた。
パラ・ツウィーター(Para-tweeter)
パラシュートを取り付けた鳩を敵に占領された地区の住民に向けて投下。住民は鳩にメッセージを取り付けて鳩を放す。すると鳩が自力で基地まで戻ってくるので、占領地からのメッセージを確認することができた。
ベッドのマットレスで救命胴衣
アメリカの船員が、救命胴衣がない場合の対処法としてベッドのマットレスで救命胴衣を作る訓練をおこなっていた
ペダル・パワー(Pedal power)
通信のための電力を作るためにペダルを漕いで発電するドイツ兵
爆音ラッパ
シアトルのアメリカ海軍の訓練キャンプ。新兵に合図を送るラッパの音声を最大限にするために作られた
布と金網で作った木
キャンパス生地の布と金網を利用して木に似せて作る。内部に人が隠れられるようになっており、狙撃や避難に使用した。
ダミー・タンク(Dummy tank)
自軍の戦力を隠すために作った偽物の戦車。こちらの写真はオーストラリアが作ったダミータンクで木材と布で作られている
スパイ鳩(Spy pigeon)
ドイツが使用した。胸に取り付けられたカメラは自動的にシャッタが切られるようになっている。
カモフラージュ
こちらの画像中央に写っているのは、1915年に草や枝でギリースーツを作り隠れていたトルコの狙撃兵を捕まえた時の写真。
実験的迷彩スーツ
1917年にアメリカがテストした迷彩柄。もちろん採用されなかった。
自転車大隊(Cyclist Battalion)
これまでの騎兵隊からの新しい形として宣伝された。しかし、自転車は塹壕戦などごく限られた使用で終わった。
via:dailymail(英語)