地域によっては15%の確率で出現!幸運を招くとされる「多指症の猫」
先日の記事で、通常よりも指が多い状態で生まれる「多指症」の男児を紹介した(詳細は過去記事:「【母も多指症】15本の指と16本の足の指を持つ中国の赤ちゃん、除去手術へ」)。
しかし、この症状は人間に限ったものではない。とりわけ猫に多く出現する症状でもある。 小説家ヘミングウェイが飼っていた猫の中にも多指症の猫がいたことが有名であるように、それほど珍しい存在ではないのだ。
地域によっては15%の確立で出現する多指症の猫
だが、この多指症の猫を見たという人はほとんどいないことだろう。 それもそのはずで、日本では滅多にお目にかかれないのだ。
比較的多く見られるのはアメリカ北東部やイギリス。特にマサチューセッツ州のボストン周辺では全体の15%もの猫が、多指症だという報告があるのである。
この地域差は遺伝が影響しているためで、猫の品種としてはメインクーンやピクシーボブに多く出現すると言われている。
猫の場合、通常の指の本数は前足が各5本、後ろ足が各4本の合計18本である。これよりも多い指を持つ猫が多指症という先天性の症状になるわけだが、ほとんどの場合、日常生活の動作に問題は無い。それどころか人々から「幸運を招く存在」として大切にされているというのだ。
幸運を招く猫たち
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今度、街で猫を見かけた際には、指の本数にも注目してみるといいかもしれない。
via:buzzfeed(英語)