3Dプリンターでビッグフットの等身大骨格モデル製作!パターソンフィルムから
アメリカ・カナダのロッキー山脈周辺に生息していると考えられている未確認生物「ビッグフット(bigfoot)」。
現在でも目撃情報が多数報告されており、専門研究をおこなっている研究者も存在している。そんなビッグフットの等身大骨格モデルがこのたび製作された。
フルスケールのビッグフット骨格モデルを、3Dプリンターで製作
ビッグフットの骨格モデルを製作したのは、20年以上ビッグフットの研究をしているビッグフット研究の第一人者で人類学者のジェフリー・メルドラム(Jeffrey Meldrum)率いるチーム。
しかし骨格モデルを製作しようにも、ビッグフット自体が未確認の生物であるため骨格モデルの製作のしようがない。そこで、これまで地球上に現存した生物の骨格を元に、過去に撮影されたビッグフットの映像に合わせて修正を施すことにしたのだ。
骨格のモデルにしたのは、ビッグフットの祖先説もあるネアンデルタール人の骨格。そして信憑性のある映像とされているパターソン・ギムリン・フィルム(patterson gimlin film)のビッグフットを元に骨格の修正を施したのである。
動画:youtubeより『Bigfoot Captured: 3D-Printing a Bigfoot Skeleton | History』
パターソン・ギムリン・フィルムとは?
パターソン・ギムリン・フィルムとは、1967年10月20日にロジャー・パターソンと、その友人のロバート・ギムリンの二人がカリフォルニア州の山中で撮影したとされるビッグフットの映像。
一時期は着ぐるみを着た人間による捏造説も疑われたが、近年の詳細な研究によって本物とする説が再燃しているものである。ちなみに、このパターソン・ギムリン・フィルムに映っているビッグフットは乳の膨らみなどからメスと考えられている。
こちらがパターソン・ギムリン・フィルム
動画:youtubeより『Bigfoot caught on tape (Patterson footage stabilized)』
完成したビッグフットの骨格モデル
そして、製作されたデータから3Dプリンターを使用して、骨格モデルが作られた。
その骨格は人間を遥かに凌ぐ大きさで、完成には3ヶ月を要したという。