子供のカバを大人が襲う 草食のはずのカバが共食いをする衝撃のシーン撮影!
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以前、当サイトでカバが、水場に逃げ込んできたインパラを食べる瞬間を紹介した。(過去記事:『もはや草食じゃない… インパラを捕え、捕食する二頭のカバ』)
しかし今回、専門家さえも頭を悩ませる珍しい光景が撮影されたのだ。それはカバの共食い。
ジンバブエのワンゲ国立公園にて写真家のジェームズ·ウィルソン(James Wilson)が撮影した。
生後2日ほどと思える赤ちゃんカバが母親に連れられて、群れにやってきたのだ。しかし群れのカバたちは赤ちゃんカバを受け入れることを拒否し、そのまま母親の目の前で食べてしまったという。
本来カバは草食動物で、縄張り内に侵入した動物には激しく攻撃することが知られている。またタンパク質が不足した際などは稀に鳥やほかの動物を食べることがあるのは知られていたが、群れの仲間が生んだ子供のカバを襲って食べるというのは非常に珍しいという。
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カバは、最大40頭にもなる群れをつくる。群れのリーダーはオスで、リーダーの地位をめぐって激しい戦いをすることがある。そして戦いに敗れたオスは群れから追い出されることがあるが、今回のように生後間もない赤ちゃんカバを襲って食べてしまうというのは、これまでほとんど報告がないという。
via:dailymail(英語)
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