速報！！ 米殺人犯2人が脱獄！「良い1日を！」とメモを残し現在も逃亡中！！
2015/08/19
現在アメリカで、殺人犯二名が刑務所を脱獄し逃亡中だ。
脱獄が起きたのは、クリントン矯正施設という刑務所。ニューヨーク州北部最大のセキュリティレベルの高い刑務所である。
こちらが脱獄をされたクリントン矯正施設
その厳重な警備にも関わらず、殺人犯2名が脱獄をした。脱獄がおこなわれたとされる時間は先週金曜日（2015年6月5日）の22時半から翌土曜日の5時半の間の7時間とされている。
脱獄囚は、リチャード·マット(Richard Matt)48歳と、デビッド・スウェット(David Sweat)34歳の二名。
脱獄をして現在逃亡中のリチャード·マット(写真右)と、デビッド・スウェット(写真左)
リチャード·マットは3件の殺人、3件の誘拐、2件の強盗で服役中。デビッド・スウェットは保安官代理殺害の罪で第一級殺人で有罪判決を受けて服役中。どちらも凶悪な殺人犯である。
二人は、部屋の壁を破り、さらに壁内部の金属製パイプに穴をあけて、そのパイプをつたって外のマンホールから脱出したとみられている。そして、穴が開けられたパイプには「Have a nice day!（良い1日を！）」と書かれたメモを残して行ったのだ。
二人の部屋の壁に空いた穴
壁の穴から、壁裏の通路と通ったとみられる
スチールで出来た強固な金属パイプに穴が開けられ、そばにはメモが・・・
メモには「Have a nice day!（良い1日を！）」
外に出たと思われるマンホール
刑務官や警察をまるで馬鹿にしたかのような脱獄犯の行動に、警察は威信をかけて脱獄囚確保に向けて捜査をおこなっている。主要な道路は封鎖し、現在200体制以上の捜査官を派遣して捜査にあたっているという。
囚人は金属製パイプに穴をあけるのに電動工具を使用したとみられ、刑務所の定期メンテナンスをおこなった業者から入手した可能性が高いとのことだ。
海外ドラマの『プリズン・ブレイク』そっくりの事件に、現地では大変話題になるとともに、周辺住民は恐怖している。
via：dailymail（英語）
2015年6月27日追記
脱獄中であった殺人犯のリチャード·マットが、6月26日にニューヨーク州北部で、国境警備にあたっていたSWATチームによって射殺された。カナダとの国境からわずか50マイル（80キロ）の地点だったという。
もう一人のデビッド・スウェットは現在も逃走中で警察が追跡を続けている。
こちらが2015年6月26日に射殺された脱獄囚のリチャード·マット
via：abcNEWS(英語)
2015年6月29日追記
逃亡中だったもう一人の脱獄州デビッド・スウェットが、本日逮捕された。逮捕されたのは、カナダ国境からわずか3キロという地点で、国外への逃亡を水際にて阻止することに成功した。
デビッド・スウェットは、2発の銃弾を受けたため、医療センターに緊急搬送されたという。
逮捕されたデビッド・スウェット
via：dailymail（英語）