アメリカで新種のカメムシ発見！　羽があるけど飛ぶことはできない！

アメリカ・オクラホマ州のアーバックル山脈とテキサス州のエドワーズ高原で新種のカメムシが発見された。

そのカメムシは、コバネナガカメムシ科(Blissidae)で、「Wheelerodemus muhlenbergiae」という学名がつけられた。

その新種のカメムシは、ナガカメムシという名前のカメムシだけあり、長い胴体をしている。体には羽が生えているが、飛ぶことはできないため、地面近くの植物に取り付いて、植物の茎や葉から液を吸う。今回発見された個体も、草の上にとまっているところを捕獲された。

オクラホマ州で捕獲された個体は、テキサス州で捕獲されたものよりも小さい傾向にあり、別種の可能性があったが、DNA鑑定の結果、同種と判断された。

この新種のカメムシは、同地域において以前から確認されており、トウモロコシなどの農作物に被害を与えることから害虫とされていた。そして、このたび新種として認定されたかたちとなる。

 

via：SMITHSONIAN SCIENCE NEWS（英語）

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