「変異体ラットが逃げ出した!」中国の医大で大パニック! 1mのネズミを捕獲
スポンサーリンク
今週月曜日(2015年11月30日)、中国浙江省の温州市にある温州医科大学で大騒動が発生した。
医科大学のキャンパス内で巨大なネズミが目撃され、学生らが「遺伝子操作された変異体ラットが逃げ出した!」とパニックになったのである。
医科大学に現れた巨大なネズミ
事件を報じた人民日報によると、11月30日の午後に大学のキャンパス内で巨大なネズミが目撃されたのだ。
そのネズミの大きさは全長1メートル、重量は4.5キロほどはある巨大なネズミ。ネズミは大学の廊下や屋根を走り回り騒動となった。また大学の学生らが「あのネズミは研究所で遺伝子操作された変異型ラットだ!」「実験中に逃げ出したに違いない!」との噂をネットに書き込んだため、パニックに発展してしまった。
あまりの大きさと素早さに捕獲は難航したものの、その後警備員が4人がかりで網を使って捕獲することに成功した。
スポンサーリンク
ネズミの正体はヌートリアと大学側が発表
捕獲された巨大ネズミについて、その後大学側が変異型ラットではなく大型のげっ歯類ヌートリアであったことを学生と記者団に発表した。
なぜ、ヌートリアがキャンパス内に現れたかは分かっていないが、ヌートリアは元々南米に生息している動物で毛皮や食用目的で中国などのアジアに輸入され、一部が野生化しているのだ。今回のヌートリアもそのような個体が誤ってキャンパス内に入ってきてしまった可能性が高いとされている。
via:人民日報オンライン(英語)
スポンサーリンク