イスラム国 ショッピングカートで対物ライフル&肩が粉砕する自家製ライフル
2017/05/05
イスラム国(ISIL)の兵士が戦う様子がソーシャルメディアにアップされ、嘲笑とともに話題になっている。
それは、荒れ狂う戦場の最前線で戦う兵士が、対物ライフルと思われる大型の銃をショッピングカートで固定して使用していたため。通常このようなライフルを安定させて使用するのには、専用の二脚、もしくは三脚を使用する。
しかし、画像の兵士はこともあろうにショッピングカートの上に乗せて射撃している。弾薬や装備をカート内に入れることができ、脚についているキャスターで移動も楽なように見えるが、間違いなく安定性は悪いだろう。
残虐なイメージが強いイスラム国(ISIS)の行動が、ネタにされるのは今回が初めてのことではない。
以前、イスラム国(ISIL)が、中東支配のために自らで開発したという、最新の対物ライフルを発表したことがある。それがこちら
今回はショッピングカートではなく、木を三脚代わりにしているが、問題はそれだけではない。
その自家製ライフルである。
スナイパーとテロ対策の専門家マルコム·ナンス(Malcolm Nance)によると、「そのライフルは安価なパーツを用いて組み立てられたものと思われ、射撃時の反動を抑える仕組みが一切無いとみられる。」
「さらに、それを木に乗せただけでは安定性もなく、反動の衝撃がフルに肩に肩を襲う。この状態で射撃しようものなら、肩の骨が粉砕されることだろう。」
その他にもイスラム国(ISIL)は自分たちで兵器の開発をおこなっている。
自家製巨大迫撃砲の動画:youtubeより『Syria – Meet The Hell Cannon, The Free Syrian Army’s Homemade Howitzer』
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via:dailymail(英語)