エニグム(ENIGME)

不思議かつ知的好奇心をくすぐられる情報や海外ニュースを紹介するニュースメディアです。

ムダ知識が人生を豊かにする!

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

   

スポンサーリンク

1986年4月26日チェルノブイリ原子力発電所の4号炉が爆発。史上最悪の原子力事故が発生した。

放射線被ばくにより、多くの死者を出すとともに、周辺地域では甲状腺がんなど、現在も大きな影響を及ぼしている。

そんなチェルノブイリ発電所から、わずか3キロに位置するウクライナ・プリピャチの町をオーストラリアの写真家ローランド・ベラント(Roland Verant)が撮影した。

スポンサーリンク

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

原発事故当時、この街には約5万人の住民が暮らしていた。

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

住宅の子ども部屋には、当時のおもかげが残っていた。

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

この町は原則立ち入り禁止だが、事故責任の見学ツアーで訪れる事が出来る。
またストリートアーティストが進入し、このような絵を描いている。

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

町は30年にわたりゴーストタウンとなっている。

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

政府による緊急避難がおこなわれた。

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

住民たちは、財産や荷物をほとんど運び出すことなく避難したため、街には当時の生活の様子が残っている。

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

30年前の事故当時の瓶詰。

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

町の遊園地

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

30年という年月により、ペンキは剥がれ、窓ガラスは無くなっている

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

撮影をおこなうローランド

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

所有物が多く残された住宅

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

ガスマスクが散乱した工場の床

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

町のスイミングプール

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

プールの水は無くなり、床には、ほこりが堆積している。

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

室内から撮影した町の様子

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

町の湖

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

風化した観覧車

チェルノブイリから3キロ ゴーストタウンとなった町「プリピャチ」の現在

夕日に照らされる町

町には現在も高濃度の放射線が検出されており、安全なレベルになるには、900年という長い年月が必要だという。

 

via:dailymail(英語)

スポンサーリンク

 - 地球 , , ,