コカイン常習者はこんなことに・・・ 三倍のサイズに膨れ上がった中毒者の心臓
国家によって厳しく取り締まりがされている麻薬。
そんな麻薬の恐ろしさが分かる動画を、アメリカCBSの「The Doctors」が公開した。
3倍のサイズになった心臓が体外で不規則に鼓動
その映像は、米国のチャンネルCBS「The Doctors」にて公開されたもので、動画では医師のトラヴィス・ストーク(Travis Stork)が紹介している。
映像に映っているのは体外に取り出された心臓の映像なので、苦手な方は注意して視聴した方がいい。
こちらが動画。
動画:youtubeより『Heart Beats for 25 Minutes outside of the Body Due to Cocaine!』
※スマホからツイッター等のSNSで、当サイトにアクセスされている場合、動画再生が重い場合があるようです。その際は、他のブラウザよりアクセスしていただくと改善されます
こちらの心臓は、コカインを長期的に使用していた麻薬常習者の心臓だ、体から完全に取り出されたにもかかわらず動いている様は異様だが、注目すべき点はそれではない。
ストーク医師によると、この鼓動はとても不規則なもので正常ではない。つまり不整脈の状態だという。さらに通常は大人のこぶしほどのサイズである心臓が、今回の麻薬中毒者の場合、3倍ほどのサイズに肥大しているというのだ。動画では、一部シーンだけが紹介されているが、この心臓はこの状態で25分間にわたって動き続けていたという。
3倍のサイズになっているのは拡張型心筋症
映像に映る通常の3倍ある心臓は拡張型心筋症と呼ばれる症状だ。
生まれつきこのような状態で生まれてくる人もいるそうだが、今回の心臓はコカインの常習によって引き起こされたもの。
心臓の筋肉でできた膜が薄く伸びてしまっており、正常に血液を送るための収縮が出来ない状態になっている。この状態が悪化すると最終的に心不全により命を落とすことになるという。
言葉でどんなに麻薬が恐ろしいか言われてもピンとこない人には、この映像が良い薬になることだろう。
via:youtube