中国のスーパーマーケットで購入! トマトの中からイチゴが出てくる
サラダなどでお馴染みのトマト。しかし、このたび中国のスーパーマーケットで購入したトマトからありえないものが出てきた。そのありえないものとは、なんとイチゴのような見た目をした果肉。
トマトから出てきたイチゴのような果肉
中国、遼寧省の瀋陽に住む大学生、ワン・シャオウェン(Wang Xiaowen)24歳が購入したトマトからイチゴのような果肉が出てきた。このニュースを初めに報じたのは中国の人民日報。
ワンが問題のトマトと購入したのは、2017年3月23日。何の変哲もない地元のスーパーで購入したという。その日のお昼に買ったばかりのトマトを丸かじりにしたワン。するとあることに気が付く。
トマトに通常入っているはずの種の部分がなかったのだ。ワンはトマトを口から離し、かじった面を見るとあることに気が付く。種が詰まっているはずの中心部分に、イチゴのような物体が詰まっていたのだ。ワンはそのトマトを撮影し中国版Twitter、ウェイボーに投稿した。
こちらがその画像。
その形といい、特有の凹凸。まさにイチゴそのものである。
この画像がウェイボーに投稿されると、瞬く間に様々な論争が沸き起こった。
ある者は遺伝子改良を、またある者は異花受粉の可能性を示唆した、。
当の本人、ワンはというと、このイチゴのような果肉が出てきたトマトを食べることはなく数日間保管。その後、傷んできたので廃棄したそう。
このトマトについて、中国中央テレビは農業専門家の意見を紹介している。それによると、内部のイチゴのような果肉はイチゴではなく、そのように見えるだけのトマトの果肉だという。
トマトの成長中に何らかの理由で栄養が不足したことによって、今回の現象が発生した可能性が高いそうで、食べても何ら問題ないとのこと。
発見者のワンは、イチゴ部分こそ食さなかったものの、食べた部分の味について普通のトマトと変わらなかったと語っている。
実際、このような事例は過去にも報告されており、2010年にはアメリカ・イリノイ州の男性、ディーン・ウィルソン(Dean Wilson)が裏庭で収穫したイチゴから、今回同様のイチゴのような果肉を発見している。
もしかするとあなた家の冷蔵庫にあるトマトの中にも、今回のようなイチゴが眠っているかもしれない。
via:dailymail(英語)