アバターで見たやつだ!amazonの社長、パワードスーツを操縦してウッキウキ
皆さんは覚えているだろうか、映画『アバター』に登場したパワードスーツを。
そのスーツそっくりなパワードスーツがこのたび公開されたのが、その操縦をした人物はなんとAmazonの社長。
アバターに登場したAMPスーツが現実に!
そのスーツが公開されたのは今週月曜日。アメリカ・カリフォルニア州で開催されたロボットや人工知能のイベント、「MARSカンファレンス(the MARS conference)」。
そして問題のスーツがこちら。
このパワードスーツは「Method-2(メソッド-2)」。韓国の企業Hankook Mirae Technologyが開発したもので、高さは13フィート(約4メートル)、重量は1.6トンという巨大な鉄の塊。会長のヤン・ジンホ(Yang Jin-Ho)によると、「映画や漫画でしか見たことがないものを実現化させるために、開発資金は2億ドル(約225億円)以上かかった」とのこと。
その言葉通り見た目は、あの映画『アバター』に登場したパワードスーツ、「AMPスーツ」そっくりだ。
さらに、その操縦方法もAMPスーツと同じで、操縦席に登場したパイロットの上半身の動きに合わせて、左右の腕が稼働する仕組みになっているという。
こちらの動画は、今回公開された「メソッド-2」の前の機体、「メソッド-1」の操縦映像。
動画:youtubeより『”METHOD-1″ manned robot project by “Korea Future Technology” (주)한국미래기술 & Vitaly Bulgarov – 3』
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今回、メソッド-2を操縦したのはAmazonのCEO
このメソッド-2だけでも驚きだが、今回のお披露目で機体を操縦した人物は、あのAmazonのCEO、ジェフリー・プレストン・ベゾス(Jeffrey Preston Bezos)だったのである。
https://twitter.com/calebgrowsfood/status/843723369514061824
なぜ、AmazonのCEOが操縦することになったのかというと、今回のMARSカンファレンスのスポンサーをAmazonが務めていたから。
CEO本人も、自身のTwitterでその時の興奮を「私は、Hankook Mirae Technologyのおかげでパイロットになったんだ。素晴らしかったよ!」と語っている。
I just got to pilot an awesome (and huge) robot thanks to Hankook Mirae Technology. Nice! #MARS2017 pic.twitter.com/MvN6ghEYFi
— Jeff Bezos (@JeffBezos) 2017年3月20日
そして、このメソッド-2は今年末に商業販売が予定されており、価格は830万ドル(約9億3400万円)だそう。
via:dailymail(英語)