ピノキオを呼ばれる男の子 大きな鼻の原因は頭蓋骨の隙間による脳ヘルニア
ピノキオと呼ばれる男の子がイギリスにいる。
その男の子は、オリー・トリーザイズ(Ollie Trezise)。彼は頭蓋骨に生じた穴から組織が飛び出て成長する脳ヘルニアによって、このような姿になってしまったという。
脳ヘルニアによってピノキオのような姿になってしまった男の子
オリー・トリーザイズは、現在生後1歳9ヶ月。2014年2月にイギリス・ウェールズの大学病院にて誕生したのだが、脳ヘルニアと呼ばれる障害を抱えて生まれたのだ。
現在、イギリス・ブリッジェンドのマエステッグで暮らしているオリーの症状は非常に希なものだという。オリーの鼻の部分に生じた亀裂から、彼の脳がはみ出るような形で飛び出たことによって、軟組織が形成され、鼻の形がピノキオのようになってしまったのである。
オリーの母親であるエイミー・プール(Amy Poole)22歳は、「彼が生まれた時、とても小さかったのですが、鼻の上には巨大なゴルフボールのような塊がありました。」と語っている。
オリーはバーミンガム小児病院で手術を受ける
オリーはその容姿を修正するために、バーミンガム小児病院にて既に肥大化した鼻の手術を受けている。手術のかいもありゴルフボールのようになった部位の縮小には成功したのだが、現在もオリーの鼻は不自然な形状になっている。
今後、自然な形に戻すための手術が予定されているという。
オリーには今後も辛い治療が待っているそうだが、オリーは姉のアナベル(Annabelle)4歳と水遊びをするなど、元気で明るい男の子だそう。
via:dailymail(英語)