生後すぐに事故で脚を失ったポニー、専用義足で再び自由を手に入れる

馬は犬や猫のように寝転がることが困難な身体の構造をしている。それゆえ、馬にとって脚の負傷は命に係わる深刻な問題なのである。今回ご紹介する一頭の馬は、事故で脚を切断する大ケガを負ったのだが、素敵なプレゼントによって元気に歩き回ることが出来るようになった。

生まれてすぐに3本脚になってしまったポニー

その馬はポニーのエンジェル・マリエ（Angel Marie）。彼女は生まれてまもない頃に、母馬に誤って足を踏まれてしまったのだ。

馬にとって骨折は命にかかわる深刻な事態。しかも、エンジェル・ポニーの場合は足を切断する事態となってしまった。幸い命は助かったものの3本脚での生活を余儀なくされてしまったエンジェル・ポニー。
しかし、そんな彼女に救いの手が差し伸べられる。アメリカ、バージニア州のドクター・ドリトル先生こと、デリック・カンパーナ（Derrick Campana）が、医療用プラスチックを使用した彼女専用の義足をプレゼントしたのである。

多くの動物を助けてきたデリックだが、エンジェル・マリエが歩く姿を見たときのことを「最初の一歩を見た時、とても感動的でした。まるで夢のようだった。それは奇跡です」と語っている。

 

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