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視聴注意! 発明王エジソンが、125年前に作った不気味な声をあげる人形

      2015/08/19

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電球や蓄音機を発明した世紀の発明王エジソンが、125年前に人形を作っていたという。

その人形は子供たちを恐怖におとしいれる不気味な声を発するというのだ。
声を発すると言っても、心霊的な意味ではない。1890年に作られたそのエジソンの人形は。当時としては画期的な構造を持っており、内臓された音声システムにより声を発することができた。

しかしながら人形こそ残っていたものの、近年までその音声は幻のものとなっていた。しかし科学者がアイリーン3Dシステム(Irene-3D system)というプログラムによって、その音声を現代に蘇らせたのである。

恐怖! 発明王トーマス・エジソンが125年前に作った不気味な声をあげる人形

このエジソンが作った人形は、商業的には失敗し、大量生産されるには至らなかった。しかし、トーマス・エジソンが発明した最初の録音構造の一部を備えている。

恐怖! 発明王トーマス・エジソンが125年前に作った不気味な声をあげる人形

左側の画像がエジソンの作った人形の一つ、右側がその音声機構

この人形も十分不気味だが、エジソンが製作した初期のプロトタイプの人形はさらに不気味だった。

恐怖! 発明王トーマス・エジソンが125年前に作った不気味な声をあげる人形

エジソン(写真左)と、初期のプロトタイプ(写真右)

この人形、どのようにして音声を発するかというと、内部に内蔵された鉄製のリングに秘密がある。

レコード盤のように溝がほられており、針がその溝をこすることで、録音した音声が再生される仕組みとなっている。

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恐怖! 発明王トーマス・エジソンが125年前に作った不気味な声をあげる人形

数年前に研究者が、エジソンの研究室で発見したリング。リング側面に溝が確認できる。

恐怖! 発明王トーマス・エジソンが125年前に作った不気味な声をあげる人形

リングの溝を拡大した画像がこちら

恐怖! 発明王トーマス・エジソンが125年前に作った不気味な声をあげる人形

この画像を、プログラムで音声化させる。

この音声を再生するために、ローレンス・バークレー国立研究所と米国議会図書館が、アイリーン・3Dシステムというプログラムを作成。顕微鏡で溝を画像として取り込み、その画像データから音声を復元するシステムとなっている。

復元された音声がこちら

動画:youtubeより『Creepy Voices From The Past, Thomas Edison’s Dolls』


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歌の詩を暗唱する子どもたちの声が録音されているのだが、その声はノイズと合わさり、非常に不気味に聞こえる。

エジソンはこの人形の大量生産を試みたようだが、当時の技術では人形一体一体に音声を吹き込む必要があり、技術的な問題で大量生産には至らなかった。

恐怖! 発明王トーマス・エジソンが125年前に作った不気味な声をあげる人形

録音の様子

こんな音声が人形から聞こえてきたら、大の大人でも恐怖してしまう。

 

 

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