母ライオンに育児放棄された赤ちゃん 代理母の犬のお母さんが育児を引き継ぐ
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パレスチナ自治区のガザ地区にあるTerfihiyye動物園で、先日3頭のライオンが誕生した。
しかし、3頭の子どもを出産した母ライオンは、出産後まもなく育児を放棄してしまったのである。
まもなく、3頭のうち2頭の子ライオンは死亡。もう一匹もこのままでは餓死してしまうため、動物園の飼育員イブラヒム・シビータ(Ibrahim Sbeeta)は、ネットでカナダの獣医師に相談。
その結果、動物園にいた授乳期間中の犬に、ライオンの代理母になってもらうことにしたのである。
犬はライオンの代理母の役割を全うし、赤ちゃんライオンは一命を取り留めることに成功したそう。
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母ライオンが育児放棄をしてしまった原因については、動物園の飼育環境の悪さが指摘されている。パレスチナ自治区のガザ地区は何度もイスラエル軍の攻撃や侵攻を受けており、先日もガザ地区の違う動物園が空爆によって、職員が避難。取り残された動物達が餓死しミイラ化する事態が発生した。
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