剣士の動きを完コピ! 安川電機が製作した「居合切り」を披露するロボット動画
日本の産業用ロボットメーカーの安川電機が、居合切りを披露するロボットの動画を製作した。
安川電機は、産業用ロボットの生産台数世界1位の企業で、今回居合切りに挑戦したロボットは、多用途適用形の産業用ロボット「MOTOMAN-MH24」。
今回の動画は「YASKAWA BUSHIDO PROJECT」という安川電機創業100周年を記念しておこなわれた企画の一環としておこなわれた。
ロボットは、居合術家の町井勲41歳の剣技を、モーションキャプチャーによりデータ化。そのデータを元につくられたプログラムで動作する仕組み。
町井氏は、「藁の居合千本斬り36分4秒」や飛んでくるテニスボールの居合斬り、6ミリのBB弾居合斬りなど5つのギネス世界記録を獲得した世界的に有名な剣術家である。
動画:youtubeより『YASKAWA BUSHIDO PROJECT / industrial robot vs sword master』
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以下画像は動画のキャプチャ
動画では、居合術の基本形とされる「四方斬り」、「袈裟斬り」、「立てられたバラの花を斬り上げ」、「オレンジ6個の水平斬り」、「千本斬り」をおこなった。
当初は、上手く日本刀を振り回すことができなかったロボットだが、町井氏の協力や速度、刀の切り込み角度を細かく調整し、1mm 単位という精度で居合をおこなえるようになったとのこと。
via:dailymail(英語)