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スローモーションで明らかになったカメレオンの超速早食いテクニック!

   

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今回紹介するのは、アース・アンプラグド(Earth Unplugged)が作成したスローモーション映像。

この、アース・アンプラグドは、変わった視点から動物たちの行動を映像にしている。

そして実験に参加するのは、マダガスカル島原産のパンサーカメレオン。

日本でもペットとして販売されている種類だ。

 

こちらが、カメレオンの捕食シーンのスローモーション映像だ

動画:youtubeより『Chameleon Tongue Attack in Slow Motion – Earth Unplugged』

 

このスローモーション映像は、毎秒1500フレームで撮影されているにもかかわらず、それを全く感じさせない速度である。

その飛び出す舌のスピードは41G(物体が重力で自然落下する速度の41倍)、ジェット戦闘機の約4倍の速度とのこと。
あまりの速さに、分かりやすい例えができないほど、とにかく速い。

カメレオン,スローモーション

こちらが今回の実験動画

カメレオン,スローモーション

実験に参加するパンサーカメレオン

カメレオン,スローモーション

獲物をロックオンし、舌を出す

カメレオン,スローモーション

こちらがその時のアップ

カメレオン,スローモーション

0.07秒で舌を獲物に発射

カメレオン,スローモーション

舌の根元に骨があるのが分かる

カメレオン,スローモーション

獲物を捕まえ、口へ運ぶ

カメレオン,スローモーション

美味しそうにコオロギを咀嚼

カメレオン,スローモーション

これには、撮影者の二人もニンマリ

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別角度からの映像も

カメレオン,スローモーション

しっかりと獲物を確認するカメレオン

カメレオン,スローモーション

そして舌を・・・

カメレオン,スローモーション

発射!!

カメレオン,スローモーション

吸盤状の舌により、コオロギは、がっちりホールドされている

わずか0.07秒で、自分の体とほとんど変わらない長さの舌を、獲物に対して発射しているのである。

この、恐ろしいほどの速度は、カメレオンの舌がバネのように機能する特殊な構造になっていることと、強力な筋肉、そして舌の根元にある骨によって実現しているという。

舌の先端は球根状の形をしており、それを素早い速度と正確な角度で発射して獲物にぶつけることで、吸盤のようにして獲物をとらえている。
確実に獲物を仕留められるよう、目も特別な構造になっており、360°見回すことができる。

カメレオンは、見た目こそ、少し間抜けそうな顔をしているが、実際は凄腕のハンターなのだ。

 

出典:dailymail(http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3013546/The-amazing-gross-acrobatics-chameleon-tongue-revealed-slow-motion.html)

 

 

BBCアース・アンプラグドは、他にもたくさんの動画をyoutubeにアップしている。

スローモーション以外にも様々な趣向を凝らしたものがあるが、今回はスローモーション映像作品の中から、いくつかを紹介する。

 

こちらはワニガメの捕食シーンのスローモーション

youtubeより『T. rex turtle in slow motion – Slo Mo #8 – Earth Unplugged』

 

犬と猫の水を飲む際のベロの動きをスローモーションで比較

youtubeより:『Cats vs Dogs in slow motion – Slo Mo #5 – Earth Unplugged』

 

カマキリの捕食シーンのスローモーション

youtubeより:『Slow motion praying mantis attack! – Slo Mo #2 – Earth Unplugged』


 

その他の動画は、アース・アンプラグドのyoutubeチャンネル

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