激レア！　黒いフラミンゴが発見される！

トルコの南西、東地中海にあるキプロス島でとても珍しいフラミンゴが4月8日に発見された。

キプロスの都市リマソールにあるアクロティリ環境センター内の塩湖は、夏にトルコの繁殖地にいたフラミンゴの群れが休息地としてやってくることで知られている。

そんな今年もフラミンゴの群れが羽を休ませにやってきたのだが、その中に一羽だけ変わったフラミンゴがいたのである。

フラミンゴは、食べるエサの色素で美しいピンク色になっているが、その一羽は全身の色が黒かったのである。

その時に撮影された動画がこちら

動画：『Rare black flamingo spotted in Cyprus』

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以下画像は動画のキャプチャ

この黒いフラミンゴは、色素異常の突然変異によるものだと考えられる。色素異常というと、体からメラニン色素が抜け白っぽくなる「アルビノ」が有名だ。こちらはその逆の「メラニズム」とみられる。

「メラニズム」とはメラニン色素が多くつくられ、全身が黒くなってしまう色素異常である。

アルビノ同様に大変珍しく、またこちらも周囲から大変目立つため、外敵などに捕食され、野生で大きくなるのは難しいとされる。今回のフラミンゴも、外敵による攻撃や仲間からの仲間はずれになることなく成長できた、貴重な存在とされる。

専門家によると、実は去年イスラエルでも黒いフラミンゴが確認された。

その貴重さと、遠距離を移動する鳥であることから、去年イスラエルで発見されたものと、今年キプロスで発見された黒いフラミンゴは、ほぼ間違いなく、同一個体と推測されている。

 

via：The Telegraph(英語)

 

おまけ

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